■わたらせ渓谷鐵道 文化財説明■
わたらせ渓谷鐵道 車窓の旅〜 鉄道文化財めぐり パンフレット
 (栃木県のみ抜粋)
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●28 第二渡良瀬川橋梁
(大正元年)
日光市足尾町遠下・小ナギ

原向駅から下り線で約1分半、通洞駅から上り線で約3分で見えはじめます。
渡良瀬川を横断する橋で、全長95m、細長い鋼材を三角形につなぐプラットトラス形式です。
旧足尾鉄道として建設された橋の中では、最も長い橋です。橋の形式からは、アメリカからの橋梁技術の導入とその後の国内での発展の歴史が見て取れます。

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●29 有越沢橋梁(ありこしざわきょうりょう)
(大正元年)
日光市足尾町中才


原向駅から下り線で約3分半、通洞駅から上り線で約1分半で見えはじめます。全長14m、上路式プレートガーター形式の橋です。
橋の付近には、足尾銅山で働く職員や鉱夫(こうふ)のための社宅が数多く残っており、足尾銅山が操業していた頃の雰囲気を伝える貴重な景観を、眺めることができます。
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●30 通洞橋梁(つうどうきょうりょう)
(大正元年)
日光市足尾町中才

原向駅から下り線で約3分半、通洞駅から上り線で約1分半で見えはじめます。
全長13m、上路式プレートガーター形式の橋です。かつて東洋一と呼ばれて通洞選鉱所(つうどうこうせんじょ)の出入口のため、架けられました。
現在選鉱所の操業は行っていませんが、近くに変電所などの産業遺産を見ることができます。

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●31 通洞駅本屋及びプラットホーム
(大正元年)
日光市足尾町松原字新梨子裏5400-7


▲通洞駅本屋
足尾の中心市街地である通洞地区の玄関口として大正元年に設けられました。大正10年に、銅山を経営する事務所をはじめとする機能が通洞地区に集約された
ことから、通洞駅の重要性はさらに高まりました。駅舎は昭和11年に改修されましたが、木造平屋建てで、本屋の正面・背面・側面の上部3ヶ所には柱や梁を外に
現したハーフティンバーが外観の特徴となっています。現在は、足尾銅山観光、足尾歴史館などの最寄り駅として、行楽シーズンには多くの観光客で賑わっています。
▲通洞駅プラットホーム
大正元年に建設されたもので、擁壁は間知石による割石積みです。後に中央部分は割石一段分がかさあげされましたが、開業からいまなお現役で使用されています。

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●32 渋川橋梁(しぶかわきょうりょう)
(大正元年)
日光市足尾町赤沢・松原


通洞駅から下り線で動き出してすぐ、足尾駅から上り線で約1分半で見えはじめます。全長14m、上路式プレートガーター形式の橋です。足尾銅山の発見と開発はこの
橋の上流から始まったといわれており、銅山とともに盛衰を繰り返したまちを大正以降見守り続けてきた橋です。

■鉄橋(渋川橋梁) 蓮慶寺近く
●33 足尾駅本屋及び上り線プラットホーム
(大正元年)
日光市足尾町掛水字上掛水


▲足尾駅本屋(大正元年)
足尾銅山を経営する事務所や古河掛水倶楽部(ふるかわかけみずくらぶ)があった足尾銅山の中枢部に大正元年に設けられました。当時の本屋は、現在の大間々駅と同じく入母屋造(いりもやづくり)で、切妻造(きりづまづくり)であった他小規模な駅とは異なっていました。本屋は昭和13年に改修されましたが、特に外部は大きな改造もなく、今も現役で使用されている木造平屋建ての素朴な建物です。

▲足尾駅上り線プラットホーム
大正元年に建設された桐生方面に向かう全長109mのプラットホームです。擁壁は間知石による割石積みで、
縁石を並べて砂利で舗装しています。開業からいまなお現役で使用されています。

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●34 足尾駅下り線プラットホーム
(大正元年)
日光市足尾町掛水字上掛水


間藤方面行きのプラットホームで、全長109mです。構造も上りプラットホームと同じく間知石による割石積みです。
全面が砂利舗装のまま残されており、旧足尾鉄道の各駅のプラットホームのなかでも建設当時の姿を留めた貴重なものです。
※大正元年・・・・1912年・・・・・今から100年前の建造物

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●35 足尾駅危険品庫
(大正3年)
日光市足尾町掛水字上掛水


足尾駅上り線プラットホームの南端にある、赤煉瓦で造られた建物です。現在は使用されていませんが、灯油を中心とする危険物の収納庫として使用されていました。ごく小規模な建物ですが、
正面にアーチ型の出入口を、右側面に小さなアーチ窓を設けている華やかなデザインになっています。

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●36 足尾駅手小荷物保管庫
(昭和10年)
日光市足尾町掛水字上掛水


足尾駅の改札を通りすぐ右側にある小さな木造の建物で、今で言う宅配便の荷物を保管していた場所です。
昔は荷物を送るときは汽車が主に使用され、駅に到着した荷物を持ち主が受け取りに来ていました。
現在は使われていませんが、国鉄時代の足尾駅関連施設として貴重なものです。

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●37 足尾駅貨物上屋及びプラットホーム
(大正元年)
日光市足尾町掛水字上掛水


足尾駅舎の北側にあるおよそ縦30m、横5mほどの細長い木造平屋建ての建物は、現在は使われていませんが、かつては貨物列車の停車場として使われていました。
建設当時の建物とプラットホームが今も残っており、足尾銅山の貨物輸送を目的として開通された足尾鉄道にとって、貴重な施設として活用されていました。

■1足尾駅貨物上屋へ
■2足尾駅貨物上屋へ
●38 第一松木川橋梁
(大正3年)
日光市足尾町字田元


足尾駅から下り線で約2分、間藤駅から上り線で約1分で見えはじめます。
全長56m、上路式プレートガーター形式の橋です。橋桁をささえる橋脚は、今から百年以上前にイギリスの会社で使用されていたものを転用したもので、全国的に見ても残存事例の少ない橋です。

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